訪問リハビリとは
理学療法士や作業療法士、言語聴覚士の専門職が自宅に訪問し、心身機能の回復や日常生活の回復のためのリハビリを行います。
サービス内容
病状観察
- バイタルチェック(体温、脈拍、血圧測定など)
- 病状観察、助言
- 精神面の健康状態の確認
- 再発予防と予後の予測 など
身体機能の維持・向上
- 身体機能(筋力、柔軟性、バランス機能など)の維持・向上
- 痛みの評価、疼痛緩和
- 嚥下機能、コミュニケーション能力の改善
日常生活の指導・助言
- 日常動作の指導・助言
- 福祉用具、補助具などの相談や提案、住宅改修といった環境整備の評価や相談
- 趣味(生活の質の向上)の提供、社会参加促進のための助言
介護予防
- 低栄養や運動機能の低下を予防するための助言
- 自宅でできる体操などの自主訓練の提案
- 健康管理や介護予防に関する情報提供
介護相談・家族支援
- 生活の相談や助言、家族の介助指導、精神面での支援
- 福祉制度利用の提案、相談
☆笑みくるスタッフのポリシー
運動機能や身体機能の改善を目指すだけではなく、生きがいや自己実現を支援する「心に寄り添うケア」を大切にしています。生活を活性化し、社会参加することができる「その人らしさ」を尊重し、ご本人、ご家族と共に「生活の場」を築いていくことを目指しています。
☆笑みくるの強み
複数担当制とし、多角的な視点で介入させていただきます。
(ご要望や状況によっては、1人で担当させていただく場合もございます)
チーム意識が高く、楽しむ事に得意なスタッフが多いために、和やかな雰囲気で職種間の隔たりなく情報共有がスムースです(スタッフ間でも笑顔が多く、コミュニケーションが円滑です)。
情報共有に注力しており、課題への取り組みに対してはスピード感を持って対応いたします。
「大切な人生に関わらせていただく」という意識を大切にし、スタッフ一丸となってそれぞれの強みを活かしたサービスを提供いたします。
ご利用者様の紹介
自分のことは、自分でしたい ~60代 女性の場合~
パーキンソン病によるすくみ足、すり足などの特徴的な歩行が目立ち始め、担当ケアマネジャーから訪問看護とリハビリの利用について相談を受けました。開始当初は、自宅内で転倒することがあり、姿勢不良から立位保持が難しく、生活範囲も狭くなっていました。週2回、理学療法士と作業療法士が訪問し、バランス運動・動作練習・身体の柔軟性・筋力向上を図りました。また、リハビリの効果が持続するように、利用回数や自主訓練を提案し、ご自身でストレッチボードを利用してもらうと、徐々に動作の改善が見られました。日常生活では、以前よりも転倒リスクが軽減し、自転車に乗って外出することもできるようになりました。